【アラヤシキ徒然 03】アラヤシキができるまで編

アラヤシキに住んでいるのは『共働学舎』と呼ばれるグループの面々です。
共働学舎とは、高度経済成長が終焉を迎えたといわれる1974年、
自由学園の教師だった宮嶋眞一郎氏によって長野県小谷村立屋地区ではじまりました。
「競争社会ではなく協力社会を」という願いのもと、
今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、
誰もが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあい、
農業、酪農、工芸を生活の基礎とした共同体として、いまも各地に根をおろしています。
現在はお米や野菜、豆類、そばなどの農産物、織物、
木工製品などをつくる信州共働学舎(立屋、真木)のほか、
北海道十勝平野・新得町で牛を飼い、チーズ作りをする新得共働学舎、
北海道北部・小平町で豚を飼い、精肉、ベーコン、ソーセージなどを生産しいている寧楽共働学舎、
東京・東久留米市で通いでクッキーをつくっている南沢共働学舎があります。
*共働学舎ホームページ http://www.kyodogakusya.or.jp/

▼写真はそれぞれのペースですすむ真木の田植え風景

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(記:制作進行/中植きさら)

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映画『アラヤシキの住人たち』
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