【アラヤシキ徒然 02】アラヤシキに住む人たちは?編

アラヤシキには、20歳代~60歳代の男女10数人が住んでいます。
1日の始まりのラジオ体操をみるだけでも、張り切って掛け声をかける人、
自己流としか言いようのない体操の人、みんなに背中を向けて山の方を向いている人…。
いかにも個性たっぷりの面々です。
ここに住む人たちは、自分を取り繕うことがあまりありません。
農業中心の山暮らしでは、雄大かつ厳しい自然の時間に身をまかせ、
どこか寛容になっていくのかもしれません。
誰もがそうであるように、アラヤシキの面々もなまけものだったり、
おこりっぽかったり、さみしがりだったり、なにかを嫌ったりもしますが、
彼らはそんなめんどくさい部分ごとお互いを認めながら、一緒に暮らしているようです。
都会からアラヤシキに行くと、そのなんとも言えないリズムにしばしぽかんとして、
それからじわじわ心地よくなってくるのです。

▼写真は冬の朝のラジオ体操

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(記:制作進行/きさら)

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映画『アラヤシキの住人たち』
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