2015年5月15日, はじめて真木に行ったのはいつだったのか…。監督が5年前くらいと言うので、きっとそうなんだと思います。秋晴れの、素晴らしい紅葉のなかでの1時間半の山道は、気持ちがよかった記憶しかありません。もっとも、同行の若手男性陣が茅...
2015年5月15日, 「アラヤシキの住人たち」考 3.時間は止まりながら、流れていく 映画の最後に流れてくるのは、住人のエノさんとマコトさんによって歌われる、矢沢永吉の名曲「時間よ止まれ」だ。 この歌を聴きながら、誰もが映画で描かれた、あ...
2015年5月15日, 「アラヤシキの住人たち」考 2.山脈の美しさに圧倒される 長野県諏訪で生まれ育った山猿の私から見ると「山はいつもそこにある」あたりまえのもので、むしろ山は「都会と自分を隔てる高い壁」のようなものだった。 この映画には...
2015年5月15日, 「アラヤシキの住人たち」考 1.ふと迷い込んだ真木集落にて この映画は一見すると、とても不親切な映画だ。私のようなテレビドキュメンタリーの構成作家からすれば、信じられない映像記録である。というのは映画を一回見ただけでは...
2015年5月15日, 大人たちがラジオ体操をしている。 まわりには雪がまだ残っている。 ヤギの親子を連れて山道を歩いてゆく。 カウベルがすこしだが、ずっとなりつづけている。 ひびいている音がある。 シーンが変われば音が変わる。 もし眼をつぶっ...
2015年5月15日, 5月6日、ポレポレ東中野にて、新得・共働学舎を取材した「生きる場所のつくり方」の著者である島村菜津さんを迎えてのトークイベントを開催しました。過去にイタリアのスローフードを日本に紹介した島村さんが映画で気になったとおっし...
2015年5月12日, 5月5日、ポレポレ東中野にて、ミュージシャンでミジンコ研究家の坂田明さんと監督のトークを開催しました。付き合いの長いおふたりならではのユーモアたっぷりの語り口で人と人との関わり合いや、いのちのことまで、話しはどんどん広が...
2015年5月12日, 5月4日、ポレポレ東中野にて、批評家で立教大学教授の前田英樹さんと監督のトークを開催しました。 前田先生とは呑み仲間でして…と紹介する本橋監督に 10年くらいのおつきあいですね。呑むときばっかりなのですが…と前田さん。お...
2015年5月12日, 5月3日、ポレポレ東中野にて、本作へのコメントもお寄せくださっている、早稲田大学教授、音楽・文芸批評家の小沼純一さんと監督のトークを開催しました。 この映画の感想としていただくことの多い映画のなかの「音」についてが話題の...
2015年5月12日, 2月の豪雪時期の初めてのロケに皆が参加し、あのすさまじい雪おろしを撮影しているとき、私は映画館で古いフィルムに囲まれていました。その時映写をしていた上映企画が、映画を繋ぐ男たち 映画編集者の世界」だったのは何かの偶然でし...
次ページへ »« 前ページへ