2015年6月30日, 「アラヤシキの住人たち」考 7.「本物のまれ人」へのいざない この押しかけ連載コラム第一回で、この映画を「とても不親切な映画」だと書いた。映画を見ただけでは、映画の舞台となった「共働学舎」についてはよくわからない。...
2015年6月19日, えのさんのたばこ仲間にイトッチという青年がいます。名前は伊藤進也くんといい、皆からイトッチと呼ばれています。イトッチはリョウマくんやヤマケンと同世代の体格のいい男子。食後やおやつの時間にはいつも、えのさんと一緒にたばこを...
2015年6月19日, 初日のイベントや先日の小谷村での上映会で真木のメンバーの皆さんに会って、肌が焼けて体がしまっていて「みんなこの間も真木にいたんだなー」と安心感があったのですが、聞くところによると恵理也くんはまた真木を去っているようです。...
2015年6月19日, 気になる住人達ですか。うーん…、牡ヤギの風太郎。 10月。いわゆる発情期になり、種付けを撮ろうと、助監督の佐久間さんと僕はカメラから離れた所で、雨の中カッパを着ながら、ずっと見ていました。 鼻をヒクヒクさせる風太郎。その...
2015年6月8日, 5月17日、ポレポレ東中野にて、 写真家の田沼武能さんを迎えて、トークイベントを開催しました。 日本の、また世界中の子どもたちを長く撮り続けている田沼さん。、真木に共働学舎ができる前に、この地の分校を取材されていました。...
2015年6月5日, 5月16日のトークイベントのゲストは映画監督の羽仁進さんでした。本橋監督は羽仁さんのアフリカでの撮影に一年弱同行したことがあり、そこではじめてムービーを撮ることになったとのこと。自由学園での大先輩でもあるという羽仁さんと...
2015年6月3日, 「アラヤシキの住人たち」考 6.「競争社会」のど真ん中で この映画の観客には比較的高齢者が多いという。逆に言えば若者が少ない。ただこれはいたしかたないのではと、私は思う。 だって「競争社会」にどっぷりつかった日々を生...
2015年6月2日, 5月13日、共働学舎全体の理事長をされている福澤和雄さんをゲストに迎え、共働学舎の立ち上げ当時の話や共働学舎の理念について話していただきました。 本橋 「福澤さんは、宮嶋眞一郎先生が自由学園をお辞めになってから、ずっと一...
2015年6月2日, 「アラヤシキの住人たち」考 5.なんべんも思考をうながす映画 私は試写会で一回、上映初日にもう一回映画館で見ただけだ。にもかかわらず、見たら様々な思考が途切れることなく浮かんできては、ぐるぐる私の脳を駆けめぐってい...
2015年5月25日, 「アラヤシキの住人たち」考 4.空と土のあいだで この映画にはたびたび「空」が映し出される。山々の向こうに輝く美しい夕焼け、流れる雲、そして冬の曇天・・・・。「空」に同じ表情はひとつもなく、たえず変化していく。でもそれら...
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